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ウェルネスラボの小山です!
今回は女性に多いとされる股関節痛について話をしていきたいと思います。
<なぜ女性に多い?>
巷の情報では「男性に比べて骨盤が広い」と称されていますが、正直それだけでは股関節の痛みの原因との結びつきは弱いです。
主に関与してくるのは「姿勢アライメント」「内臓機能」「腹腔圧」が関与してくるものと考えます。
今回の記事ではそれらの関係性と改善に向けたセルフケアについて紹介していきます。
<姿勢アライメント>
このブログでは再三お伝えしてますが、現代女性の大半は「スウェイバック姿勢」です。そしてスウェイバック姿勢は骨盤が後傾方向へと傾く事から股関節の適合性が低下する事により不安定となります。
スウェイバック姿勢についての記事はこちらで紹介しています。
・スウェイバック姿勢の原因と改善方法
・スウェイバック姿勢の呼吸機能について
不安定となった股関節は太ももの筋肉等で安定性を保とうとするため、余計に動きの範囲を狭めたり関節周りの組織を傷つけ痛みが生じてしまいます。結果的に日常動作でも痛みが出続けてしまい、関節の変形などを起こしてしまう事態となります。。。
<内臓機能>
一見すると、どう関係するのか全くイメージが付けにくい事かと思いますが、内臓のなかでも腎臓や子宮・膀胱などの生殖器系は股関節機能との関りが非常に深いです。
腎臓に関しては前ももに掛けての神経や筋との繋がりも深く、腎臓やそれらに通ずる機能に関するトラブルが生じた場合においても股関節に問題が生じるケースは少なくありません。
また、子宮に至っては内ももの神経を支配する「閉鎖神経」が走行する為、「子宮筋腫」「子宮内膜症」「PMS」など生殖器系に負担が掛かっているケースにおいても内転筋の働きが低下し結果的に股関節の適合性が損なわれて股関節痛に繋がるケースもあります。
<腹腔圧>
腹腔とは俗に言う「お腹の圧」となります。呼吸時には横隔膜が下がる事でお腹の圧が高くなり、骨盤底にまで刺激が加わる状態となります。しかし、股関節痛の多くは呼吸時に伝わるあつが下ではなく前に向きすぎてしまっていたり、骨盤底ではなく、子宮・膀胱などの生殖器系に向きすぎてしまい圧迫を強めてしまうケースも少なくありません。
その為、腹腔圧は今までお伝えしている「姿勢アライメント」「内臓機能」などとも結びつきが強く影響を受けやすい箇所となるのです。
上の写真は息を吸う時の理想的な腹腔圧の加わり方です。まずはこの腹腔状態を構築しながら股関節の痛み(特に前側~横)に対するセルフケアを行う事が効果的と言えるでしょう。
<セルフケア&セルフエクササイズ>
・下腹部のケア
・前ももストレッチ
・ドローイン
・応用編(痛みのない範囲で実施していきましょう)
上から順番に実施してみて下さい(^^)
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