今回は背中(特に下背部が)発達している、筋緊張が高い腰痛の特徴について考えていきたいと思います(^^)
下背部が発達するとは?背中の筋肉は広い範囲で身体に付着していたり、上半身と下半身を繋ぐ部分で付着している筋肉も存在し姿勢などに大きく関与することが多いです。
どうしてここが発達してしまうのか?
上部胸郭のスペースが狭い、肋骨の硬さや大腿骨に対する寛骨の位置など原因は様々ですが共通している点としてオーバーブレーシングが考えられます
オーバーブレーシングとは?
名前の通り息を強く吐く際に身体を固める事です
そもそも慢性痛の方の場合には交感神経系の活動が優先的な上にCO2の耐性力が弱い為、吐くときには努力的になる方が非常に多いです
過去にもオーバーブレーシングについての投稿をしています!←こちらから
下背部の発達とどういう関係があるのか?
主に努力性の呼気には肋間筋が作用しますが、座位や立位姿勢の崩れなどで息を吐き切れなくなると上部胸郭は挙上し下部の肋骨は後傾し起立筋~下後鋸筋~胸腰筋膜への遠心的なストレスが非常に強くなります
その為、まずは呼吸を通して身体の生理的反応における交感神経⇒副交感神経へのシフトが重要となります(^^)
方法について 10-10-10呼吸 10秒間息を吸って、10秒吐き、10秒間息を止めるサイクルを5回行う 2.力をいれて力を抜く運動 10秒間かけて力を入れて、10秒間かけて力を抜いていくサイクルを10回行う (人により難易度は異なる為、まずは両肘を曲げていき両膝を伸ばすことから始めてみてください
下背部の発達が大きい人の場合にはこのベースエクササイズから始める事をお勧めします(^^)
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