片頭痛と食いしばりについて

目次

ウェルネスラボの小山です。
今回は食いしばりの方に多い症状の1つでもある「片頭痛」について触れていきたいと思います。

片頭痛の症状の出方は多岐に渡りますが、当スタジオでも片頭痛で来られる方は少なくありません。
そして共通している問題点がありそれが「食いしばり」となります。

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<なぜ食いしばりに多いのか>

食いしばりに主に関与するのは「咬筋」という筋になるのですが、咬筋は三叉神経の支配となります。
その咬筋がなんらかの原因で硬結を引き起こすことで支配する三叉神経を介して側頭部を中心に片頭痛が生じるケースが多いです。
咬筋が硬結を起こす原因の1つとされる自律神経との関係性についてはこちらの記事でご紹介しています。

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<他にも起因する箇所>

先ほど取り上げた咬筋の他にも「側頭筋」や「胸鎖乳突筋」といった筋においても片頭痛に大きく関与するとされています。
側頭筋の場合、咬筋と同様に「食いしばりに」関り、アゴの動きを手助けします。加えて側頭筋膜を通じて頭部の筋緊張にも大きく関与する為、頭痛との関りにおいても非常に関係性が深いです。

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胸鎖乳突筋は顎の動きに大きな関与はないものの、頭部の位置を前方へと移動させるため間接的ではありますがアゴの動きにエラーを生じさせる要因になります。さらに胸鎖乳突筋は自律神経線維を多く含む部分となる為、胸鎖乳突筋の緊張を介して自律神経系の不調⇒食いしばりの増強⇒片頭痛の出現なんてことも十分に考えられます。

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<デスクワークなどパソコン作業の多い方に多い>

これらの症状ですが、デスクワークなどのパソコン作業の多い方などに伴いやすい傾向です。
環境的アプローチとして座面の高さや画面と目線との高さを下げすぎないなどの調整も効果的ですが、対象部位へのアプローチを行う事で相乗的な効果も見込めるものとなります。

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<セルフケアについて>

・片頭痛に対するセルフケアについて(咬筋/側頭筋)

https://youtu.be/TljTfKyb7d4

・胸鎖乳突筋のセルフケアについて

これらのセルフケアに加えて環境的な介入を行う事でより効果を引き出してくれると思いますので是非お試しください(^^)

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