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筋膜とは?
コラーゲン繊維と水が融合して膜構造体を作り出しています。その膜構造が、関節を動かしたときに周辺組織と滑走することで、全可動域におけるスムーズな動きを実現しています。
この滑走性が損なわれてしまうと、筋肉の繊維がうまく滑らず、思うように筋肉を動かすことが出来ません。
「服がなかなか脱げない状態」が筋肉や関節のファシアの組織の中でも生じていることになります。
100本の筋繊維があるはずなのに、ファシアの滑走性の低下により、50本分しか使えないこともあります。その場合、50本には2倍の負荷がのしかかり疲れやパフォーマンの低下を招いてしまいます。
施術の中では硬結部位に対する流動的なアプローチで滑走性を引き出していきます。