反り腰の原因と改善方法について

目次

<反り腰について>

名前の通り、腰が過度に沿ってしまっている状態を指します。
腰が反ってしまう場合には骨盤が前に倒れている(前傾)だけでなく、肋骨が前外方へと開いてしまっている状態でもあります。

741cba87ad2a1fc0648d1b40cfd9140b edited

<主な原因>

一般的には「太ももがガチガチ」「足首が硬い」「肋骨パカーン」に始まります。それはあくまでも現象であり、それに至るまでの経緯やプロセスを掴めないとなかなか根本的な改善に行きつきません。
今回は反り腰のメカニズムに加えて、改善策まで紹介をしたいと思います。

<呼吸のベクトルで反り腰を助長する!?>

反り腰の多くのケースでは骨盤が前に傾くだけではなく、肋骨が前外方へと開いてしまっている状態となり相乗的に反り腰を助長します。いわゆる【リブフレア】の状態となり、肋骨がめくれ上がった状態となります

この場合、本来呼吸のベクトルというのは骨盤底に向かって流れていくはずの腹腔圧が前外方へと流れてしまいます。
加えて、腹部の緊張が高いケース(大腰筋や内腹斜筋、内臓器では小腸や大腸などがその影響を与えやす)骨盤の前傾(正しくは腰仙角の増大)によりさらに反り腰を助長する形となります。

<腹膜が伸ばされ内臓の位置が下がる>

反り腰の場合には、お腹の筋肉が緊張し背骨を前方に反る方向へと強まる事で、背骨に近い筋肉だけでなく内臓を包んでいる腹膜も引き伸ばされることにより内臓の位置(特に下腹部)にかけて下方へと引き下げる力が働きやすくなることで、腰のストレスだけでなく傍を走る神経などへの圧迫や伸張ストレスが強まります。

その為、腰だけでなくお尻やももにかけての痛みや神経痛が伴いやすいです…

<何から始めるべき?>

・下腹のリリース

下腹部のリリースではおへそと骨盤を結んだ線の真ん中から骨盤の内側に向かってすくい上げるようにほぐしていきます。
反り腰を作っている前側の筋肉をほぐすのに効果的です(^^)

・肋骨のリリース(横隔膜のトリガー)

肋骨の真下に横隔膜の緊張を和らげるトリガーポイント(圧痛点)があります。
痛気持ちいいぐらいの刺激でほぐしていきましょう(^^)

・背骨の柔軟体操

反り腰を作っている元にもなる背骨、動きをしっかり引き出してあげる事で反り腰に加わる背骨のストレス緩和を図ることが重要となります(^^)

上から順番に行ってみて、腰のハリ感などが緩和されていればOKです!
なるべく毎日継続して、反り腰改善を図っていきましょう(^^)

【インスタグラム】
https://instagram.com/kokafit
【公式ライン】
https://lin.ee/L5TjqhE
毎週火曜日に腰痛改善に必要な情報を配信しています。
東武アーバンパークライン
大宮公園駅から徒歩1分
〒330-0805
埼玉県さいたま市大宮区寿能町1丁目24

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA