慢性腰痛とウェストの関係について

目次

慢性腰痛の多くの方はウェストが太い方や下腹がポッコリしている方などが多いです。
今回はこのウエストの太さと腰痛との関係性を考察していきます。

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<ウェストが太いとは>

胴回りが骨盤と変わらず360度にかけてお腹周りを閉められていない状態を指します。
主に腹横筋となります。腹横筋は腹直筋や胸腰筋膜などが付いています。ただ単にここを鍛えればよいわけではなく、肋骨と骨盤(特に恥骨)の位置関係が重要となります。

<理想的な位置関係とは?>

肋骨に対して恥骨が後ろに位置している状態が理想とされています。その為には肋骨に厚みを付ける事や寛骨を下げて、仙骨を引き上げていく必要があります。

<肋骨が薄いとどうなるの?>

まず、肋骨が薄いというのは前後左右共に広がりが得られにくく肋骨自体のたわみが得られていない状態で生じやすくなります。その為、呼吸に必要な胸郭の広がりと、肋骨の開閉が伴わずに背骨の柔軟性は著しく低下します。

加えて、肋骨が薄い方の多くは頭の位置が不安定となり易く、極端に前に出したり、顎を引いたりする状態を生み出しやすく首の緊張を高めます。
結果的に全身的な緊張肢位を強めてしまう恐れがあるのです。

<腰痛との関係は?>

お腹周りの筋活動が得られる条件を満たせていない為、お腹側の固定が得られにくく、腰背部にかけての筋肉が中心となり働き易くなり背骨に対する同一方向の持続的なストレスが加わる事により、腰痛などが生じやすい状態を引き起こしてしまいます。

<何から始めるべきか>

まずは呼吸がしっかり行える為の土台を整える事が必要となります。
前回の記事に続きますが、動画では呼吸と背骨の運動を合わせてセルフケアについてご紹介しています。

Part1の体操と鎖骨のセルフケアを組み合わせるとより効果的です

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