こんにちは!ウェルネスラボの小山です!
今回は「膝の痛みと腰痛について」話をしていきます
様々な所で膝痛と腰痛の関係性について取り上げられる事が多いかと思います!
今回は実際のクライアントさんから考察していきたいと思います。
悩み「何をしてても腰が痛く、歩くと膝が痛い」
病歴:腰部脊柱管狭窄症、変形性膝関節症
背中から腰に掛けてのハリが強くいわゆる「猫背姿勢」に加えて膝の「O脚変形」が顕著に出ていました。
その為、歩きもすり足の歩行となり易く膝の痛みも日常的に伴いやすいとの事でした。
腰から背中にかけてのハリが強い場合、股関節を後ろに引くことが出来ず、お尻の筋肉を使う事が出来ません。
加えて、O脚変形の場合には内もも筋肉の働きも低下し、歩行時の腰痛や膝痛をさらに悪化させることとなります。
その為、ここでのポイントになるのは・・
股関節の内転位支持と伸展モーメントの活用となります!
<内転位支持>
歩行時に外側に身体が傾いたり、骨盤が外側に流れる場合には内転位支持の要素が不足しているケースが多いです!
主に大内転筋の働きが必要となります。
*エクササイズ方法
①鍛えたい方の脚を下にして横向きになる
②上の脚は足を立てて、下の脚は天井に向かって上げていく(内くるぶしを天井に向けて)
<伸展モーメント>
ここの動きが伴わない場合、腰椎の伸展代償が伴いやすく腰痛の原因となり易いです。
主に大殿筋の下部繊維の働きが必要となります。
*エクササイズ方法
①四つ這いとなり、交互に足を後ろに引く
②始めは足先は床に付けた状態で行うと腰椎の代償を抑えられる
③膝を伸ばしきることで、殿筋の活動の感覚が分かりやすい
O脚変形が進むと、股関節を後ろに引く動きが乏しくなり、徐々に膝に加わる圧が強くなります。逆も然りで、腰痛により骨盤との分離運動や、胸椎との連動性が損なわれると、代償的に膝の動きが酷使され、変形へと繋がります。
そこで、先ほど紹介したポイントを抑える事で、立位や歩行時の疼痛緩和を図ることが出来ます!
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